簡単な鉄道コレクションの集電と室内灯

Nゲージの鉄道コレクションに室内灯を設置してみたので報告します
完全オリジナル、簡単、安価、とてもいいアイディアだと思いますよ。


鉄道コレクション車両

子供が欲しくて、鉄コレの車両に走行用パーツセットを組み合わせて走行できるようにしたのですが、室内灯も欲しいといい出しました。
こちらの車両を改造しました  秩父1000系新塗装3両セット


台車からの集電については、キット化されているものもあるようですし
検索すると、かなりしっかりした改造で集電さている方もいらっしゃいますね。
それぞれ、けっこう手間のかかる方法だったりします。

もっと簡単にできないものかと思案した挙句、鉄道模型素人が考えた方法を公開しちゃいます。
走行パーツの台車の車輪は、左右が絶縁されており(当たり前)、軸受はプラスチックです。動力車のものをみると、軸受部分に金属が使われていたり、平らな板が軸受に接触していたりと色々あるようです。

鉄道コレクションの集電方法

軸受部分に少し隙間があることから、ここに銅線を巻きつけることで集電板の代わりとしました。
なかなか裸の銅線は無いのですが、電話用の被覆単線やLANケーブル内の被覆単線をむいて使いました。

2代目に作った時はスズメッキ線を使いました。
スズメッキ線のほうがいい感じでした。

形状も、八の字状にしてみたりもしましたが、ぐるっとリング状にするだけで十分です。
あまり締め付けると車輪が動きにくくなってしまうので、一台ごとに転がり抵抗を確認しながら作成しました。


鉄コレ 集電方法 台車

次に、集電部と車両の接続部ですが、銅板同士の接触で接続しているのが通常ですが、可動部となるため大規模な改造が必要になります。
集電部から車両へは 0.1mm のポリウレタン線通すだけ という簡単な構造にしました。

ポリウレタン線ですので柔軟性もあり傷がつかなければ絶縁も大丈夫なので、台車を取り付ける穴の隙間を通すだけという構造にしました。



室内灯を取り付ける

室内灯もいろいろWeb上には出ていますが、テープ状になっているLEDを天井に仕込みました。

ボディ側のプラスチックを切り取って、更に天井部分の出っ張りも削り取って、 lEDテープを嵌め込むような形状にしました。このことから屋根部分は接着剤でつける事となりました。


ブリッジダイオードを直付し、反対側に積層セラミックコンデンサを取り付けてあります。 このままだと12V点灯で明るすぎたので、電流制限用の抵抗もつけてあります。
台車から通してきたポリウレタン線は、コネクタも考えたのですが、ちょっと長めにしておいて、直にブリッジダイオードの端子にハンダ付けしてしまいました。

実際の走行の様子

実際の走行の様子です 子供がレゴでホームを作りNゲージの電車を走らせているという、なんとも奇妙な動画です。


このような簡易なものですが、現状、問題なく動いています。
鉄コレの室内灯をご検討の方に参考まで。





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