大出力 スマホ充電ステーションの製作

スマホだとかダブレットだとかの充電用ACアダプタが家の中にゴロゴロあるようになりました。中には、結構粗悪なものもあったりして、十分な出力がないため充電時間にばらつきのあるものも、ちらほら見受けられます。
そんな中、安心して、安定して充電できるように、充電ステーションを作ってみました。
制作といっても、既製品の組み合わせで、全て、手元にあったありあわせのものです。


使った部品はこれだけです。
電圧、電流、電力、充電時間などが一度に表示できるタイプのUSBテスターを利用して、それぞれの出力を可視化しました。


電源はサンケンの5V 10AのSW電源です。
出力の微調整もついていて、充電器にするには贅沢ですが、使わずに保管してあったので、やっと日の目をみることになりました。


USBコネクタは基板用のものが手元にあったので少々改造して使いました。


こんな感じです


これに熱収縮チューブをかけてUSB受け口が完成です。


ケースは、昔のスイッチングハブのものを流用しました。
スチール製で、結構重量もあり、しっかりしたものです。


LANコネクタ側は、あながあいたままですが、放熱用にちょうどよいかと思います。



スマホが充電できない!!!
完成して、いざスマホの充電をしてみると、充電できません。
スマホはSONY XPERIAです。
スマホ用の充電器だと充電できるのに何故充電しないのか、ひとしきり悩みました。
ただ、USB端子に プラス-マイナス 5V をかければ充電できるものではなかったのです


いろいろ調査していると、充電できるものとできないものがあることがわかりました。

結局、わかったことは、USB端子のデータ端子(真ん中の2本)をショートしておかないと充電できないことがわかりました。
iPhoneは+-のData端子をプルアップさせる必要があるようですね。

熱収縮チューブを取り外して、真ん中の2端子をショートするようにして、ようやくスマホの充電ができるようになりました。
こんな仕組みになっていたとは、思いもよりませんでしたね。

こんな記事もみつけました。

面白いですね。
USBtoUSB_Cable
詳細は上記サイトを御覧ください。

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