理科展 自由研究 展示パネルの製作

夏休みの自由研究や理科展に出品する際の展示パネルの製作ヒントをご紹介します
インターネットで探しても、この手の記事はあまりありませんよね。
我が家で作ったパネルはこんな感じです。
2015年秩父市での出品
最初の年に作ったものはベニヤ板で作ったため、とてもしっかりしており、接続部分も取り外し出来る蝶番を使用していますので完璧でしたが、なにしろ重くて持ち運びに苦労しました。
2014年、2015年秩父市理科展出品
パネルの材料
埼玉県の場合、理科展への出品は床面積が1m四方、高さが2mまでというサイズの規制がありますので、この規格に入るもので製作するということになります。
通常は模造紙などを使うので、この規格内には入りますね。

材料は、ホームセンターで売っている発泡スチロール板かスタイロフォーム板
とプラスチックの角材です。
 
発泡スチロール板、スタイロフォーム板は厚さ20mmのものを購入しました。
これだけだとフラフラしますが、L型プラスチック材を枠につけると、格段にしっかりします。


理科展への出品時には、3枚のパネルにて出す場合が多いので、パネル同士はテープで固定して自立している形をとりました。


我が家では、兄弟で出品することになったので、発泡スチロールのタイプのものとスタイロフォームのタイプのものの2種類作っています。
同じ厚さでもスタイロフォームの方が丈夫です。
作るならスタイロフォームでの製作をお薦めします。


パネルの製作
ホームセンターで売っている発泡スチロール 板 断熱材の規格は1830×925×20mm、スタイロフォーム板の規格は1820×910×20mmです。
縦横ともに模造紙のサイズを超えていますので、必要なサイズに切ります。
模造紙のサイズは788×1091mmの四六判(しろくばん)が普通ですね。

どこまでをパネル面に出すかでサイズは異なりますが、私は横幅を790mmでカットしました。
発泡スチロール板もスタイロフォーム板もカッターで切ったのですが、なかなか真直に切れせんでした、何か治具でもないと難しいかもしれません。
メーカーHPより
(加工は簡単ですが、真っ直ぐ切るのは難しいです)
しかし、L型プラスチック材を枠に使うので、切り口は曲がっていても見栄えには影響しません。

この切り出したパネル板にカットしたL型プラスチック材を枠として取り付けます。
最初は両面テープで止めたのですが、接着力が弱いので、写真のようなシリコンシーラントをL型プラスチック材に塗って接着すると同時に、切り口の乱れた部分を埋めてしまいました。

四隅は、写真のようにタッピングビスで固定することで、さらに強度が増します。
また、さらに補強のためビニールテープを張りました。



このできたパネルに、模造紙を貼るのですが、発泡スチロールもスタイロフォームも両面テープが剥がれやすいのです。
一見、くっついているようでも、数日すると剥がれてきてしまうことが多々ありました。


カーペット用の両面テープを、かなりたくさんつけたほうが良いと思います。
先にどちらに両面テープをつけておくかと言えば、パネル側でしょうかね。

模造紙を貼る作業は、2人がかりでないと無理ですね。

作ったパネルは、額縁の部分が模造紙より小さいので、はみ出た部分はカッターで切ります。こうすることで、綺麗に貼れているように見えます。


これで、完成です。

模造紙を貼り付けたパネルに、タイトルを書いた紙や写真、グラフ、文章を書いた紙を綺麗にレイアウトして貼ってゆけば完成です。

1枚のパネルにどれだけの内容が書けるのか
模造紙だけでパネルにしないのであれば、好きなだけ書けばいいし、量が少なくてもどうにでもなるのですが、パネルにする場合は、その量やレイアウトも考えなければならないので、やはり大変ですね。
1枚のパネルにはどれだけ内容を詰め込めるのか、このように考えてみました。

 

1枚のパネルにはこれだけの容量があります、
A4用紙だと19枚くらい、B4用紙で12枚くらいです。

このことから、こどもの学年に合わせた文字の大きさを検討し、各用紙にマジックで書かせたものを貼り付けています。



以上、今後の研究発表の参考になれば幸いです。





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