NTT αNX-M システムを設定してみた 備忘録 その3 FAX用単体電話の設定とドアホンの設定

■単体電話機接続ユニットSLUを使って1回線をFAXで使用できるように設定します。



SLU1 または SLU2 にFAXをつなぎます。
私の場合SLU1に1階のFAX(送信専用)、SLU2に2階のFAX(複合機・受信サーバー)を接続しました。
この端子には極性がありますので、応答がうまくできない場合は左右の接続を変えてみてください。

12-03 オプションユニットポート割付(TEN)※SLT
SLUは自動的にTEN29と30に割り付けられます。
Sタイプの主装置ではTEN9とTEN10に割り付けられます。


TEN種別設定でTEN29とTEN30のSLUをプッシュ回線に設定
02-01-029  TEN種別設定
             20

02-01-030  TEN種別設定
             20

2-03 回線キー設定
TEN29とTEN30の回線キーをNKに対応させる
回線キー2だけの設定でいいのかもしれません。
 

2-07 発信時優先捕捉回線キー設定
外線をかける時に優先捕捉する回線を設定する(設定しなくてもいいかも)
LK2をFAX用電話番号に設定したので、LK2を発信時優先捕捉にした)
 

着信設定をします。
この項目は重要で、間違えるとみんなFAXにつながってしまいます。
2-10 着信鳴動回線キー設定
2-11 着信鳴動回線キー設定
 
TEN29とTEN30は回線キー2のみ着信ベルが鳴るように設定します。

逆に、電話機は回線キー2のチェックを外し、着信が鳴らないように設定します。
 

単体電話機接続ユニットSLUを使ってFAXの送受信ができるようになりました。


■ドアホンの設定をします。


ドアホンの接続はPSDU(外部放送ドアホン接続ユニット)につなぎます。
左側の4Pコネクタがドアホンです。
4Pのうち 右の2ピンがドアホン#1 左の2ピンがドアホン#2 となります。

07-26 ドアホン接続設定

07-26-001   ドアホン1の設定
       1   1でドアホンが有効になる

07-26-002   ドアホン2の設定
       1   1でドアホンが有効になる

機能 設定  データを確定する

ドアホンが鳴る電話機を指定する


ドアホンで鳴る電話機を指定しますが、TEN29,30 はFAX用にしていますので、チェックを外します。このチェックを外しておかないと、ドアホンが鳴るたびにFAXが反応してしまいます。

通話中でもドアホンで鳴る電話機を設定するには 10-07 通話中ドアホン呼出可能 で設定します。
デフォルトでは設定されていません。

ドアホンのチャイムが鳴る鳴動時間を設定
07-37  ドアホンチャイム音鳴動タイマ
        10  秒

ドアホンからの呼出しに対しての応答可能時間を設定
07-38 ドアホン応答可能タイマ登録
        30  秒

機能 設定  データを確定する

これでドアホンが使えるようになりました。

次のページで 内線番号の変更や諸々の仕上げをします。





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